「あいり!来てたのかよ。」
あ!コウセイがこっちに来た。
ヤダヤダっ!コウセイの事意識
してるから、変になってないかな?


「珍しいじゃん。お前が顔出すなんて。」

「で、でももう帰るねっ!バイバイ」


あわててその場から立ちさろうとした。

「ちょっと待てよあいり。
もうすぐ終わるから一緒に
帰らねえか?」


「あ…う、あ、でも、私はもう帰るっ」

「なんでだよ。」
ちょっとすねたようにコウセイが
言う。

「いいから!バイバイ!」
逃げるようにしてその場から
去って行った。


「なんなんだよ…」
せっかく一緒に帰ろうとしてやったの
にさぁ。






帰り道、あいりは公園にいた。
はぁ…変な態度とっちゃったぁ…
「お、あいり。」
「あ、としやじゃん…」
何処から