山内くんはニヤリと笑ってこう言った。 「俺も。」 「「は?」」 私と遊理ちゃんの声が綺麗にハモる。 何が…俺も? 「だぁかぁらぁ…俺も、実行委員。文化祭の。」 えぇぇぇぇぇえ!? よりによって…なんで山内くん!? あ…先生の目が泳いでた理由。これか。 私が山内くんみたいな人苦手なの知ってるからちゃんともう1人の実行委員教えてくれなかったあげく、目が泳いでたんだ。 私は先生を心の中でものすごく恨んだ。