来週から始まるゴールデンウイーク。
さっき、クラスメイトの誘いを断ってし まったことで、未来の予定はがら空きに なってしまった。
それを望んだのは自分なのに、彼女はす でに後悔していた。
学校は、嫌い。
退屈な毎日にも限界がきている。
だけど、誰かと一緒にいたい。
寂しい空気は苦手。
未来はそんな心持ちだった。
住宅街に位置する、広大な敷地。
未来の家は、そこにあった。
両親は、今日もいないだろう。
かれこれ、3ヶ月ほど会っていない。
このまま会わずにいたら、彼女は両親の 声を忘れてしまいそうだった。
気ままな一人暮らし。
広い家なのでその分家事が大変だけれ ど、家の中では他人に気を遣わずリラッ クスしたいので、家政婦は雇わないこと にしている。


