青乃臣からグラスを受け取り、エルクはトマト ジュースを口いっぱいに含んだ。 勢いとは真逆に、彼の顔はみるみる青くなって いく。 「ううう……」 吐き出してしまわないよう、エルクは両手で口 をおさえた。 “こんなん、飲めねぇよ! でも、吐き出したら、またカッコ悪いって思わ れるし……” 青乃臣はエルクを心配し、冷蔵庫の中からペッ トボトルの水を用意する。 「エルク様、こちらで流してください」 数秒たって、ようやくエルクはトマトジュース を飲み下すことができた。