「ところで、エルク様」 青乃臣は話題を変えた。 「変な夢を見たとおっしゃっていましたが、ど ういった内容の夢でしたか? これから朝食の準備をいたします。 さしつかえなければ未来様もご一緒に、ダイニ ングでお話を聞かせて下さいませんか」 「ああ……」 青乃臣の口ぶりは、まるで二人の夢を予想して いるようである。 ダイニングで食事の準備をしつつ、青乃臣は二 人から話を聞いた。 エルクと未来は隣同士の席に着き、それぞれの 口調で夢の話をした。