「工藤さん、検査に行きますよ」


看護師さんが現れたのは参考書をしまって少しした時だった。


私は無言で車椅子に乗ろうとすると看護師さんが声をかけてきた。


「金属製のものは身に付けてませんよね!?」


「えっ!?」


今までそんなこと言われたことなかった。


私は少し考えると「大丈夫です」と答えた。


「そう…」


看護師さんはそう言って私を車椅子に乗せて検査室に送ってくれた。