「それで、救急車で病院に運ばれた。学校の先生が工藤さんがこの病院に入院していたと救命士に伝えたことで搬送先が決まったそうだ。そして、たまたま休憩していた外科のドクターが工藤さんの手首を縫合した。最初は大量出血で命の危険もあったが、何とか一命を取り留めた。ただ、工藤さんは2日間意識を失っていたことになる。初期処置後は元々神経内科に入院していたこともあって、外科から引き継いで様子を見ている。」


そう説明した早川先生は切なそうな表情だった。