すごい形相で私に近づいてきた



「この!
何勝手に見てるんだ!
バカヤロー!!」



その日は忘れない



初めて父親に手をあげられた日だから…



「痛いよぉ…
やめてよぉ〜(泣)」



泣きながら必死に抵抗した



だが大人の力に勝てるわけなくて…



傷だらけの自分を鏡でみていた