合唱コンクールを一週間前に控えたある日



部活中の事だった



「姫野〜!」



名前を呼ばれて振り返ると、そこにいたのは水谷だった



駆け寄った



「どうしたの?」



「お前に言いたいことあって…
今ちょっといいか?」



「うん!
あっちょっと待ってて!」



私は副部長の美月に抜けると言った



そして水谷の元へ走った