「とも、前もやってよ」 「…ん、わかった」 私は達也の胸、お腹、あと腕も拭いた後、着替え用の服を渡した 達也に背を向け、冷えピタを開けて達也の額に貼ろうとした…そしたら、 「…ふっ、顔赤いまま、熱あるとか?」 「なっ………」 …か、からかわれた… ていうか、気づかれてたんだ…まぁ、そうだよねっ…… 「…っもう自分で貼って」 そう言って私は作ってたお粥を取りに行くために部屋に出た