私は一歩前を進んだ

私の目の前は秋くんのシャツが見える

そっと上を向き、目を合わせ


「…友達なんかじゃない…」


「凛子ちゃん…」


秋くんが不安そうな顔をした…

違うの……友達じゃないの…






「…好きなの………」





秋くんが大きく目を見開いた






「秋くんは…友達じゃなくて……私の……好きな人…」