低い声にチャラそうな人達が

一瞬ビクッとしたのが分かった

でも、私はその声に安心して顔を上げた



秋くん………




「…チッ」

チャラそうな人達は舌打ちをして

店の外に出てって行った…




「秋くん…助けてくれてありがと」

「ううん、もっと早くすればよかった…」

「…そんなことない、…嬉しかった」





…嘘でも"彼女"って言ってくれて…嬉しかったよ……