藍い月と…



それでも、例え仮でも

アタシは短い時間だけど

覇凰の、暁達の仲間になるよ


『アタシ入りたい』


アタシの中でアイツ等は大きい存在

決して手放したく無い大切な存在

だけど一度だけアイツ等以外の

奴等と“仲間"ってのも良いかも知れない

アタシはまだまだ知らない事

ばかりあり過ぎる

だから良いチャンスかも知れない

アイツ等とはまた別の“絆"

この目で見てみよう


「解った、これから

本拠地に向かう行くぞ」


そう言って暁はソファから腰を上げ

ポケットに手を突っ込み部屋を出た

暁に続いて大河達も部屋を出る