藍い月と…



亜樹ちゃんだけじゃない

暁、奏、大河、新、柚瑠くんもだ


「悪かった」


いくら同盟とは言え、

仲間を侮辱されるのは気分悪いだろう

それを察した黒髪の男が先手を切って謝った


「一つ言うが依琉はお前等が

思ってる様な女じゃねえ」


と、新は言う

それでもまだ納得して無いのが二人

深緑と可愛い顔の子

でも逆にそっちのが有難い

深く溶け込み過ぎると

離れた時が一番辛くなる


「じゃ、先ず紹介からしよう」


ソファの背凭れに腰掛けて居た奏が

ソファに座り直してから紹介を始める


「先ずはこの子から

名前は依琉、さっき新が言った様に

依琉ちゃんはそう言う事はしないよ」


奏の“そう言う”はきっと

媚を売ったり、地位やブランド目当ての

女達の事だろう

全国で有名な族、総長、幹部に

気に入られようと寄って来る

女達がわんさか居るから

それも含めの言葉だろう