藍い月と…



そんなこんなで皆勤賞目指してた

アタシは何とか暁に連れられクラスに着く

ま、もう皆勤賞とか無くなったけどねー


「また後で来る」


アタシの頭をワシャワシャしてから

暁は去って行った

暁が去った後アタシはある人に電話を掛ける


―――プルルル…プルルル…


二回コール音が聞こえた後、


「はい」


気怠げな声を出し不機嫌丸出しの人が出た


『―…アタシ』


「…依琉か!?」


声の主は先程の気怠げな声から一変、

驚いた声色へと変わる


『そう、アタシ

一つ調べて欲しいけど頼める?』


「ぁあ、依琉の頼みなら受けるぞ

んで…何を調べる」


『空良って奴について調べて欲しい

何から何まで見落とし無く』


そうアタシが言うと、


「相変わらずだな」


と、掠れた声で笑う