藍い月と…



アタシはケータイを閉じて

シャワーを浴びる事にした

帰って来てからすぐ寝ちゃったから

入れずに居たし気持ち悪い


脱衣所で制服を脱いで中に入る

キュッと軽快な音を立てながら

蛇口を捻った―――――――






はぁ…サッパリした

風呂から上がり肩にバスタオルを

掛けながらリビングへ向かう

アタシの部屋は一人で暮らしても

まだまだ十分に広い部屋がいくつかある

兄貴がアタシの為に用意してくれた

家何だけど、それが馬鹿にならない程

高級で部屋数が多くて広くて

何か物足りなくて寂しい