「ーーーねぇ、紗枝チャン?」 私はいつもとは違う呼び方で呼んだ 「なぁに?絢香?」 マフラーらしきものを編んでいる紗枝がこちらをむいた 「あんた...そこ、表編みだよ?」 「え、あ!あ!どぉしよ!」 完全にしまった!!って顔を見ると 「しゃーないなー貸してみ」 私は手渡された毛糸と針を持ち手慣れた手つきで直していった 「うわぁああ!ありがとお!」 大きな目をパチクリさせながらお礼を言う紗枝にまた手渡す