短編集 ‐初恋‐

美容師を目指している弟に弄らせてたらこんなになっただけだ。


「弟くん、いるんだ!」


「中学3年生なんですけどね」


なーんてセンパイと話してたらとっくに時間なんてすぎちゃって。


ここはチャイムの音が聞こえないから、気づけば2時間目が始まっていた。