『姫夏〜お願いだよお父さんのいう事を聞いてくれー』

『イヤです!お父様のいう事なんて聞きたくないわ』

私、麻生財閥の一人娘、麻生 姫夏
私が勝手に普通の私立の高校に入った事に納得してくれないお父さん

入学式まで後、2日…
なのに私はお父様と喧嘩をしている
私が勝手に普通の学校に入ったからだ

『お父さん心配だよーお願いだよー今から向こうに入ってくれよー』

お父様は泣きながらいって来た
私は
『嫌よお父様、私はお嬢様暮らしは嫌なんです皆と同じ生活がしたいんです』
と言って席をたつと

『ひっ姫夏〜お願いだよぉぉぉぉ』
泣き始めた…
ウザい…ウザすぎる…

その時、
『あなた、一人娘の願いを叶えてあげてもいいんじゃなくて?』

お母様がフォローしてくれた
『お母様ッ』

お父様は泣き止まない
『おっお前までぇぇ』

『姫夏、ここはいいから部屋に戻りなさい』
お母様は微笑みながら私に言ってくれた

『ありがとう、お母様』
そう言って私は部屋に戻った