うっ
「まあね」


「雪菜にも早く恋がわかるといいね」


「あたし次早退だから、帰るねバイバイ雪ー」



(あっ、そうか!花蓮今日はピアノの演奏会かー)


雪菜は花蓮にバイバイと言い返し廊下を振り返った


(あれ、?なんで、廊下誰もいないの?
あーーーさっきもうチャイムなった!
ヤバイ!!)



雪菜は慌てて走りすぐ目の前にカドを曲がろうとした瞬間・・・・



ドンッ


(いたっ)



(誰こんな時間帯に・・・・)

その瞬間に紙がパラパラ降ってきれ何やら紙を破った音がしたーーーー





一瞬、もしや先生と思い恐る恐る顔をあげると


その男は髪はサラサラ、目はだれもがうとれそうな瞳

ーーーーそして何より見慣れた奴ーーー




我が高の生徒会長
ーー高槻あきら