もしも君と出会っていなかったら
どうなっていたんだろう…。

私が笑うと必ず君も笑ってて
私が泣くと必ず君も泣いている。
私が悩んでいると君は凄く心配してくれて
私が喜ぶと一緒に喜んでくれた君。

君と別れてもう1年。
何であんな事になったんだ。
今だに『あんなの嘘だ』と思ってる。
いつも君と帰った下校道で
私の目の前で君は事故にあった。
私はあの時、初めて神様に祈った。
「友達を助けて」って…。
でも、思いも届かず君は…
私の知らない遠い世界へと逝ってしまった…。

恨んだよ。
神様の事、犯人の事、何も出来なかった自分の事。
でもそんな時は必ずあの君の笑顔を思い出す。
するとね、凄く楽しかったあの日々を思い出して
私の心を温かい何かが包んでくれる。
でもね、そのかわりに
大粒の涙が出てくるよ…。

こんなに私につらい思いをさせる君なのに
君の事『忘れてやる』なんて思った事1度も無いよ。
何でだろうね…
きっとそれは、私にとって君は大切な存在だから。
そう。私にとって君は…
大切な大切な,たった1人の親友だったから…。