私はずっと家にひきこもっていた。

でも翼からもらったネックレスをみるたびこれじゃダメだと思うようになった。

そんな私にとって大きな一歩。

それは


ー学校にいくこと。ー

病気のこともあって私は学校に行くタイミングを失っていた。

でも一年生の3学期私は初めて学校にいった。

なれない学校に私はすごく戸惑っていた。

そんなとき私に話しかけてくれたのは

ー佐伯 未来ー

みくは私の一番の友達になった。
辛いことすべて話せた。唯一翼のことや病気のことを知っている友達だ。

私はみくのおかげで学校にくることができた。

少しずつ普通の生活になった。

家でもなくなり毎日を楽しいと思い始めた。


そんなある日。私に運命の出会いがあった。

その男の子はただ私の友達の友達。それだけだった。

なのにそのこに惹かれ始めたのはいつだろう?
優しく笑ったり何気ない気遣い。そんなとこほに惹かれ始めた。

その男の子の名前は。

ー河合 海斗ー

海斗といると自然に幸せな気分になった。

翼を失った日から翼が好きだと言ってくれた真っ直ぐさを失った私に、海斗はもう一度真っ直ぐさを教えてくれているようなかんじだった。

この幸せだと感じる感覚。


なにかににてる。



そうだ…


翼と始めて話した日から付き合うまで。



私が翼に片思いしていた時と同じ感覚だ。

すごく暖かくてその暖かさが心地いい。

ここにいたいとおもえて。守りたいと思える…



想いもしなかった。また人を好きになるなんて。


想いもしなかった…わたしの好きになった人はいまはもういない翼にこんなにも似ていたなんて…

運命や奇跡を信じなかったあの頃の私はこれが運命だと勘違いしていた…