「これは小鳥が置いていった花水木っていうお花よ。貴方にあげます」
その言葉と一緒に、馨しい香りがした。
「じゃあまたね」
きいきい、という音が遠ざかっていく。人形師はバッとベッドから起き上がり、呼び止めた。
「待ってくれ!」
そこにいたのは、赤いドレス・・・自分と同じ金髪と青い瞳を持つ、人形師が初めて作った人形だった。
人形師は一瞬目を疑った。
その言葉と一緒に、馨しい香りがした。
「じゃあまたね」
きいきい、という音が遠ざかっていく。人形師はバッとベッドから起き上がり、呼び止めた。
「待ってくれ!」
そこにいたのは、赤いドレス・・・自分と同じ金髪と青い瞳を持つ、人形師が初めて作った人形だった。
人形師は一瞬目を疑った。

