A CHEMIST‘S PANIC [短]



パパは、警察署でも偉い人。


若いときは殺人事件とかの
真相を探し出すやり手だったらしい。



昇格した今でも事件担当の人から
推理を頼まれるほど頭が切れるのだけど。



今回の事件はちょっと難解で不可解なコトがあるらしく、
珍しく手間取っていて。

そんなとき、偶々見つけてしまった
パパが持っていた書類。


その内容に長時間催眠&DNA殺人ウイルスの可能性、
とあった。


それと同じものが作ることが出来れば、
と思って密かに進めていたのだけど。

長時間の催眠剤でさえ
作るのに時間がかかった。