「永愛、屋上行こ!」

「由羽陽それは無理だ!No.1がいるからな!」

由羽陽が変なテンションで来たので変なテンションで返した

「っ!その族って『青蛇』?」

「あぁ、ここの族もいつか潰す」

「え?なん「腐ってるから」

いつもより真剣な顔の由羽陽にかぶせるように言葉を返す

No.1のくせに素手じゃなく鉄パイプやら卑怯な手を使う族だ

薬もやってるらしい

「永愛、由羽陽ちゃん中庭いこー!」

「___は、はあい!行こう永愛!」

作り笑いか?この顔

笑ってるけど笑ってない

むしろ悲しそうな顔だ

「由羽陽、どうした」

いつもより静かに聞く

「な、なんでもない!さきいくね」

なんかショックだな

仲間として頼ってくれよ

男として頼られたい

由羽陽にみてもらいたい
守りたい

大事な女だ

あんな事はもう起こさせない