「由羽陽!行くぞ」

「え?永愛どこ行くの?」

「いーからついてこいって!」


そういって連れて来られたのは2階の部屋

ここに来るまでに10分くらい歩いた

やっぱ広すぎ


「ここが由羽陽の部屋な!」

え?あたし部屋とかいらないんだけど

「月華の人はみーんな1人一部屋あるんだよっ」

あ、華音たちもいたんだ

「ちなみに2階の部屋は幹部達だけの部屋だ」

悠斗も説明してくれる

「これが部屋の鍵!あと、部屋の一覧表!」

「爽、ありがとう」


一覧表をとりあえずみてみる

えっとー、あたしは205号室だから
201号室 早乙女颯
202号室 早乙女爽
203号室 柴田悠斗
204号室 如月永愛
205号室 中ノ瀬由羽陽
206号室 亜小野華音


なんで華音が205号室じゃないの?
「華音が205号室じゃないのは隣の部屋が永愛だからだよ」

わっ!颯か…。びっくりした

「なんで永愛が隣だと華音が205号室しゃないの?」

「うるさいから」

ふふっと笑いながら華音は話す
あーそっか。納得

だけどね

「じゃあなんであたしが永愛の隣なわけ⁈」

「「「「「楽しそうだから」」」」」

あー全員揃えて言っちゃいますか


「由羽陽、もう8時だけど?」

悠斗に言われて時計をみる

「やっば!誰か送って!」

「俺が送る!玄関までダッシュだぁ!」

と、いいながら永愛が走り出す

「え、ちょ、待って!」
と、言いながらあたしも走り出す

それを見て爆笑している月華の幹部たちでした。(笑)