だいたい、いつもは繁華街で暇つぶしする。


人混みを見てると
なんか、安心する。

此処に
自分の居場所がある気がして....



『.......ぁー..』

今日も、疲れた。


「ねぇねぇ、お姉ちゃん、暇なん?
暇ならさー、俺と遊ぼうか」


「え?なになに?しかと?じゃぁ無理矢理引っ張ってっちゃおーっ」


『....いたっ...やめて..』


「声も可愛いんだねー」


「離してやれよ」



『....ぇ..』
「うるせぇよ!!!」



「.....話せっつってんの。聞こえねぇの?」



「...け、渓兎さん!?す、すみませんっ」