そんなふたりが恋してる。





また壱成にやられました…

一人で舞い上がってたあたしって…とほほ




でも素直になるって決めた

自分の思ってること何でも言うよ




「あたし、いつまでも待ってる

ずっとずっと待ってる!


壱成が迎えに来てくれるって信じてるもん!




だからあたし、壱成のお嫁さんになる!」






「『俺のお嫁さんになる』

って、おまえ幼稚園児みたいなこと言うな



まっ、俺はすごく嬉しかったけど



つまり桜 雅になるってことか


いい響きだな?桜さん?」






「もう!からかわないでよ!


桜 雅か…

なんか恥ずかしいな…

でもすっごく嬉しい!幸せ!


壱成、大好き」






「そんなかわいいこと言うと襲うぞ?」



「なっ……

変なこと言わないでよ!」



「顔真っ赤

かわいいやつ」



「…っん…っ………」





壱成の匂いがふわっとしたと思ったら

あたしの唇は奪われていた






壱成、

あたしね、

今すごく幸せ





こらからもこの先も

ずっと隣に壱成がいてくれるって思うと

嬉しくてたまらないの



これ以上の幸せなんてどこにも
ないんだろうなって思う




いつか壱成があたしを迎えに来てくれる日まで
待ってるからね



その日までに
ちゃんといい奥さんになれるように
花嫁修業しとくよ









壱成








愛してる