そんなふたりが恋してる。




「壱成、ありがとう



あたしね、

壱成に頼りっぱなしの自分が
ダメだと思ってた


壱成につらい思いさせてるって思ってたの



でもそんなことなかったんだね




これからもあたしは壱成のこと信じるし、
頼っていく




だから壱成もあたしのこと
もっともっと信じて、頼ってね







それと、

あたしも変われてるの




友達にちゃんと断れるようになったの



きっと壱成、

あたしが自分の進歩に気づいてないって
思ってるでしょ?


雅は鈍感だから…とか心配してたでしょ?



でもね、自分でも分かるの


壱成に出会ってから
どんどん変わってる自分がすごく嬉しい



全部壱成のおかげなんだよ


壱成がいなかったら
あたしあのままだった




いつか自分が壊れてく気がしてた

本当のあたしが出る日が来るのが
怖くて怖くてしょうがなかったの



でも壱成がいるからそんなの
全然怖くない






最近、壱成のこと大好きなんだなって
すごく感じるよ



愛されてるなって思う




あたしも壱成の全部を愛してる






どこまでも着いてくよ




壱成が隣にいてくれるなら
どこへだって行ける





…………………うわぁ………………きれい……」