妄想乙女

「じゃぁね、優香。」

「ばぃばーい。」

私はお母さんと別れてひとり教室まで向かいました。


すごい古い学校です。

お化けいるよオーラがハンパではありません。

廊下を歩いていても人一人いません。


てか本当にここ学校ですか?

もしかしてドッキリ・・・?

教室に入った瞬間、私の大好きな【星野源】がいるとか?

キャーー///

じゃぁ、監視カメラがあるはず!

変なクシャミはしないようにしよう!

あと、今のうちに鼻ほじっておこう。


そして、教室の前まで来ました。

大きく息を吸って吐いて。

ゆっくりドアを開けました。

《しーん》


歓迎ムードぜーろー

(NEWSZERO風)

てゆうか逆に「なんできたの?」オーラがすごいんですけど。

ってこの態度もまさかのドッキリ?