そこに立っていたのは 見たことのない男の人。 同じ制服を着ていて、スリッパの色が 同じだからたぶん同学年だと思う。 彼は少し焦った顔で私を見つめていた。 そしてもう一度 「大丈夫?」 と声をかけてくれた。