―――ガラッ。 「あら、目が覚めたのね」 ドアの方に視線を向けると 保健の先生が優しい顔をして立っていた。 「だいぶ眠っていたから、本気で心配しちゃった」 「え。私、そんなに眠っていたんですか?」 時計を見るともう2時を超えていた。 って!私、どんなだけ眠ってたんだよ!!