イケメン先輩と甘い恋!?

私に、涙を流す資格なんてない。

そんなことわかってる。


本当につらいのは、お母さんであって、お母さんを傷つけているのも、瑠唯を騙しているのも、


私なんた。


私がいなければみんな幸せだったのかな?
「あの人」も笑っていられたのかな?


…お母さんから笑顔を奪わないですんだのかな?




でもねお母さん。私「あの人」と約束したの。

だから、もう少しだけ待ってね。

もう少しだけ私がここにいることをゆるしてね。



「…よし、ご飯作ろ」


もう少しで、




ーーーきっとみんなが幸せになるから。