震える足で階段をのぼる。
私…ぜんぜん変われてないじゃん。
もっと強くなるって、決めたのに。
一人で乗り越えるって、決めたのに。
「瑠華?どーした?」
「…瑠唯」
上野瑠唯(ウエノルイ)。
私の双子の弟。
私とは似てもにつかないほど顔が整っている。
「また母さんになんか言われた?」
「っ…」
笑っていたつもりだったんだけどな…
双子だからだろうか?
私の少しの変化にも気づいてくれる。
瑠唯がもしいなかったら…
あの頃の私はどうなっていたのだろう。
私…ぜんぜん変われてないじゃん。
もっと強くなるって、決めたのに。
一人で乗り越えるって、決めたのに。
「瑠華?どーした?」
「…瑠唯」
上野瑠唯(ウエノルイ)。
私の双子の弟。
私とは似てもにつかないほど顔が整っている。
「また母さんになんか言われた?」
「っ…」
笑っていたつもりだったんだけどな…
双子だからだろうか?
私の少しの変化にも気づいてくれる。
瑠唯がもしいなかったら…
あの頃の私はどうなっていたのだろう。
