イケメン先輩と甘い恋!?

昼にあんなこと考えてたせいか、午後は授業どころではなかった。

「……る…るか…っ瑠華!」

「えっ…?」

体を強くゆさぶられハッとする。


美鈴ちゃんが心配そうに私の顔をのぞきこむ。

「大丈夫?ぼーっとしすぎだよ?」

迷惑…かけちゃった。

「ごめんね。ちょっとつかれてたから。」

「もー、しっかりしてよ!

あたし部活いくから。気をつけて帰るんだよ?」

「うん、じゃーね」

…もっと、しっかりしなくちゃ。
これ以上心配なんかかけてたらいつか




ーーー私の汚れに気づかれてしまう。