イケメン先輩と甘い恋!?

挨拶をするだけ、べつに仲良くするわけじゃない。


それに、これ以上反抗すると、美鈴ちゃんが本気で怒っちゃう。

「こんにちわ…」


不本意ながらも一応挨拶をした。
結構頑張って、なのに……


「くっっ」

目の前の神崎先輩は、そんな私をみて堪えかねたかのように笑い出した。

「俺のこと嫌う女なんてそうそういねーぞ?

くっ…っ面白いじゃん、可愛い子猫ちゃん♡」

「なっ!?
私は猫じゃなーい!!」

そんな私の叫び声は神崎先輩の笑い声と共に大空の中で消えていった。