冬の夕暮れ

いつの間にか彼が好きになっていた。
この気持ちを伝えたいと思い、
私と同級生の陸上部に渡すようにと、
手紙を預けた。

返事がきたのは11月2日の文化祭の準備で、私は生徒会として学校にいた。
生徒会長は西園寺先輩と仲がよく、
返事の手紙を西園寺先輩から受け取っていた。手紙を貰い、みてみると
俺でいいなら付き合ってくれ
とのこと。
私は嬉し過ぎて涙がでた。