「真梨…本当にごめんね。」 「こっちこそごめんね。内緒にしてて。」 真梨は机の上に置いていた風呂敷を持ってきて沖田に渡した。 「開けてみて。」 真梨の言葉に沖田は恐る恐る風呂敷を開けると、 「服…。これ…土方さんと呉服屋…。」 「そうだよ。今日は私と総司と付き合って半年になるから。その記念としてなにか残るものを渡したかったんだ。男の人の服ってあまりわからなくて土方さんに手伝ってもらったの。」