「ごちそうさまでした!美味しかったね」 「はい。あ、ちょっとお手洗いに」 そう言って席を立って歩く千尋くんに、周りの女性たちが目を向けるのがわかる。 隣にいるのが私みたいなので申し訳ないです、はい。 はっ!やめやめ! 余計なことは考えない! 「なに百面相してるんですか?」 「えっ、」 顔をペタペタと触ると、千尋くんはそのまま私のバックやらを持ってレストランを出ていく。 「あっ、お会計は?」 「さっきやっておきました。」 「えっ!」