「なつ。彼女は自殺だと
昨日断定されてる 。
薬もたくさんのんでたから
相当 気が狂ってたと思うよ 。
だから この手紙を真に受けないで
なつは 何も悪くないんだから 。」
そういって
優しくわたしの背中をさすり
続けてくれた朝比奈さん 。
すると 突然
「それよりも、この最後が気になる」
と言った。
確かに、 『もう少しで彼も』
で途切れている手紙...
ひょっとして、ひょっとシタラ
優希が危ないのかもしれない - ?
わたしは自分のことで
泣いてる場合じゃないと涙を拭い
直ぐに朝比奈さんと車で
走り出した 。優希のもとへ。
