そう言って二人の時間を静止したのはー… 「…夏目くん」 菜子と五十嵐くんは夏目くんの一言で現実に戻ったようにパッと離れる。 そして、周りを見渡す。 周りは、HRを待っていて、誰一人喋ってない。さらには、全員席についていて、立っているのはあたし達4人だけだ。 「えっ///」 …菜子と五十嵐くんは真っ赤になって席についた