そんな次の日も、すぐにきた。
あたしは昨日と同じように店へ行った。
「おはようございます」
「おはよぉ、歩香ちゃん♪さ、着替えておいでぇ♪」
店長に送られ、あたしは着替えに行った。
「片桐くん、忙しくなるって言ってたなぁ……。意味わからないけどがんばろ!」
あたしはほっぺをパチンと叩くと部屋を出た。
すると、あたしの目の前にはきれいな男の子が2人。
一人は王子。もう一人は…?
「歩香、札かけろっていったよな?」
「……へ?」
そーいや、忘れてたかも…
ちょっと待って!王子たち、ドアの前に立ってたよね?
その時、王子を押し退いてきれいな男の子があたしの前にきた。
「俺、西条学園1-A。北山大河!俺のこと、知ってるよな?」
……え。
どーしよ…
知らないよぉーーーー!



