「ありがとうございました。またお越しくださいませ♡」


「神無月さん!もうあがっていいわよっ!お疲れ様ぁ」



そう言われて、あたしは裏へ戻ると制服を脱いだ。そして、学校の制服をきてでると、王子がいた。



「片桐くん、ごめん。着替え長かった?」



ドアの前で待たせちゃったかな…?




「ばーか」



いきなり言われた。




へ?なんで?

なんでぇ!?あたし、何かした?




「な、なんでバカなのっ?成績は悪くはないはず…っ」




「ちげーよ、ばーか」


もうっ!言い方が小学生みたいで怒る気にもならないよ!


何でばかなの…

ばかじゃないもんっっ!



「ばかじゃないもんっっ!いや、ばかなんだよ。」


はっ、心読まれたっ!

声出てたかなぁ…?