「何か…ごめん」 まぁ、確かにいつも頑張ってる王子からすると、お嬢様がバイトっていうのはおふざけに見えるのかな…? あたし、真剣にする… そう誓ってあたしは持ち場についた。 片桐くんは、黙ってあたしを見ていた。 そして、あたしは簡単に店長に教わると、接客してみることとなった。 「いらっしゃいませ♡ご注文をお伺いいたいします!」 大丈夫、大丈夫。 お嬢様でも人並みの努力はしてるんだ! お嬢様ナメんなっ!笑 あたしは、疲れなど気にせずに働いた。 王子のご機嫌、とってやる!