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「ちょっ、痛い!」



そして、その女を見つけた俺は、何故かその女の手をとって屋上まできていた。



「あ…あのっ!」


その女は急ブレーキをかけた。


「あたし、片桐くんに話があって…」


その時、俺の思考がストップした。


は?



なんだ、こいつもやっぱりアイツ等と一緒か?俺の見た目だけできゃーきゃーいう女共か?



俺は、手を離した。



そして、



「ごめん、やっぱなんでもない」


その女に幻滅した俺は、屋上からでようとした。



そして、屋上のドアに手をかけたときーー




「あの、片桐くんっ!」