【完】貧乏な王子様!?





「いってぇなぁ…。」



いきなり抱きつかれた蒼くんは少し、
大河くんを睨んでいた。




「いーじゃん、朝のあいさつくらい♪」



大河くんは、にこにこしながら蒼くんを
覗き込む。





…ホントに、蒼くんのことスキなんだぁ



仲良くて、見てる方も楽しい。





「…おはよう。」




大河くんとは真逆の声がした。