「お前、バカか。今のお前の方が反則だろ ったく…自覚もてっ」 そして、頭をぽんぽんとされた。 「…えっと…。」 「それにっ…。笑ったのだって、アルバイトのまかないで嬉しがって、動物園ではしゃいだり…お泊まりで喜んだり…そんな歩香が可愛くて…。」 そして、次は蒼くんがはっとなった。 「可愛くて…??//」 嬉しくて、聞き返してしまう。 「あぁーもうっ!」 そういって蒼くんは顔を近づけた。 「…笑うなよ??」 「う、うん…。」