「歩香さん、すみません。」 そーいえば話かけられてたんだったね。 「な、なんですか?」 やっぱりアレかな…。 釣り合ってないとか言われちゃうのかな。 あたしは覚悟してぎゅっと手を握った。 「兄ちゃんが…彼女を連れてきたのは その…初めてなんです。…だから、 兄ちゃ…いや、兄貴をよろしくお願いします!」 碧くんは真剣な顔をしていて… あたしはその真剣な目を見たことがあった気さえした。 「碧くん…。」 そして、ふと思ったんだ。 あぁ、蒼くんに似てるな…って。