…遠のいていく意識のなか。


暖かい何かに包まれてるような。


…そんな気がした。














「う…」




視界にぼやっと入ったのは、見慣れない
天井。

かなり古めで一蹴りいれたら、穴が空きそうなくらい。



…けど、その次にあたしの瞳に写ったのは
愛しい、愛しい、彼でしたー…。