【完】貧乏な王子様!?











「お父様。あたし、心に想う人いるの。
その人じゃなきゃ…。」



「ダメだっ!!」



「あたしっ…。」



「一時の恋愛感情なんて、今後役に立たないだろっ!!」



…お父様。

お父様は、こんな残酷なことを言う方ではなかったはずです。


…どーして、こうなってしまったの?




横を見ると鈴村くんは笑顔だ。




「…鈴村くんは、いいの?」




いやっていえば、なくなるかもよ?



ねぇ…。




「俺は歩香と結婚できるなんて、願ったり叶ったりだ。」




…え?





「え、ちょっと。あたしたち、何とも
想い合ってないんだよ?」





その時、手首を掴まれた。




「俺はっ…!!中学からずっとスキだけど。」